大手不動産業者のメリット
不動産というとあまり関係のないと思う人もいるかと思いますが、普段のテレビCMなどでは三井のリハウスや清水建設など、大手の不動産業者の名前を一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
大手不動産業者は、国や自治体などの公共事業から大型ショッピング施設、工場の建設など大型不動産事業には必ずと言ってよいほど、その名前を連ねていることが多くあります。
大手不動産業者は、全国規模での不動産事業に参入するために各地に支店を持つだけでなく、大勢の従業員を抱え、不動産に関わる営業担当から工事の設計、実際に工事を担う人など多種にわたり自前での不動産事業ができる体制となっています。
このため、特殊な不動産を売買する場合においては専門的な知識が必要となるだけでなく、資格を持った者が適正に扱わないといけない場合がありますので、大手不動産業者であればこうした資格を取得した従業員を配置していることがありますので、契約を一本でまとめことができ、費用も抑えることができることになります。
特に、古い家屋を解体してから土地だけの不動産を売却しようとした場合、売買上の契約だけでなく解体や廃棄物の処理などの契約を行うことになり、大手不動産業者であれば全てを委任して行うことができますので、面倒な手続きを行う必要はなくなります。
大手不動産業者は、契約に関わる事務をコンピュータ化していますので、細かい明細を作成することができますので後々の税金控除などに役立つことがあります。